【栄養士】大学卒業まで残り1ヶ月半、病院内保育園での就活体験談

2022年4月10日

保育園

私の就職活動で3ヶ所目(最終面接不合格)に採用試験を受けた病院内保育園についてです。

私は、大学4年生10月の時点で、2ヶ所から内定をいただいていました。

児童福祉施設からの内定を受理し、就活は終了したはずでした…。

国家試験の勉強に励んでいた1月下旬、前任の栄養士さんから業務を引き継ぐために、研修が始まりました。

(この時は、まさかこんなことになるなんて…。)

しかし、想定外の事態がいくつも起こり、とてもとても悩みましたが、ここでは働けない、、とこの施設からの内定を辞退しました…。

この時すでに、2月が始まっていました。

迫りくる国家試験と「こんな時期に求人なんてあるの…?」そんな不安や焦りで心も身体も追い詰められていました。

卒業まで残り1ヶ月半、就職活動をやり直す決断をしました。

毎日大学の求人システムや栄養士人材バンクなどを検索し、見つけた求人が今回の病院内保育園でした。

面接内容や実際に聞かれた質問などについて、私の就活談をお話ししたいと思います。(管理栄養士養成校2018年卒)

栄養士として就職/転職を希望される方、また興味のある方の参考になればうれしいです。

ぜひ最後までお読みください◎

施設の特徴

法人による経営で他に保育園を2つ運営していました。

病院で働く関係者の子供を預かっていました。

定員は70名、生後57日~小学校就学前までということでした。

しかし、いわゆる院内保育とは異なり病院の敷地内にありましたが、2階建ての建物に子供たちが遊べる庭もあり新しく充実していました。

また延長保育が21:00まで可能なため、昼食、おやつに加えて希望者のみ夕食も別途で提供していました。

業務内容

栄養士としての仕事+調理場での調理ということでした。

調理場は栄養士1名、パート2名という構成でした。

栄養士としての仕事

献立作成、発注業務、食育活動など

調理場での調理

昼食、おやつ(子供たち70名+先生15名)の調理をシフト制で常時2名で、夕食(子供たち15名+先生5名)の調理を栄養士1名で行っていました。

採用条件

雇用形態正社員
給与基本給195,000円~
資格手当などあり
勤務時間8:30~17:30
年間休日128日
福利厚生健康保険、厚生年金保険
雇用保険など
交通費全額支給

ここは大切な部分ですよね。

求人情報を探す際、みなさんそれぞれ基準があると思いますが、ネットに記載されている情報だけでは分かりにくい部分もあるかと思います。

実際に聞いてみると思っていた条件とは違ったりということも…。

説明会などで疑問に思うことがある際、無理をして聞くと相手の印象が悪くなってしまう可能性もあります。

そのためオブラートに包んで聞くことができれば、理想的だと思います。

施設見学、説明会

参加時期と所要時間

4年生の2月、1時間

法人全体の歴史や歩み、保育方針についてお話しいただき、実際に子供たちの遊んでいる所や調理場を見学しました。

園長先生は、子供たちと普段から触れ合っているようで子供たちは皆とても楽しそうでした。

一次試験

参加時期と所要時間

4年生の2月、1時間

面接官は、法人の代表や現場で実際に働いている栄養士さん数名でした。

面接はなく、体力測定と簡単な実技試験がありました。

体力測定

握力と背筋力を測定

実技試験

2歳児の離乳食(スープ)を作る際の人参を切る

最終面接

参加時期と所要時間

4年生の2月中旬、1時間

今までの施設見学や採用試験は全て私1人だったのですが、この最終面接で初めて集団面接(3人)になりました。

私以外の応募者は、社会人経験のある人でした。

※ここで仮にAさん【社員食堂にて調理経験7年、調理師、女性】 Bさん【和食料理屋にて調理経験15年、調理師、男性】とします。

面接官は、法人の代表、理事、各園の園長、各園の栄養士など合わせて18名ほどでした。

会議室のような所に通され、あまりの人数の多さに正直驚きました。

非常に緊迫した空気で、私もそれまでで最も緊張しました。

やはり社会人経験のある2人(特にBさん)がしっかりと自分のアピールをされていて、押されそうになりましたが、新卒のフレッシュさを出しなんとか自分らしく話せたかなと思います。

まず自己PRを1人ずつ順番に話し、その後面接官から質問されました。

かなり緊張しましたが、良い経験になったと思います。

実際に聞かれた質問

  • 自己㏚
  • 趣味
  • どんな栄養士として働きたいか
  • 離乳食を作った経験はあるか
  • 最近気になったニュース

最終面接不合格通知後

2月中旬という時期に、新卒採用で就活をしていた理由を園長先生にお話ししていたので、最終面接の際「なるべく早く合否をお知らせする。」と言ってくださいました。

最終面接の2日後、「Bさん【和食料理屋にて調理経験15年、調理師、男性】と私で非常に迷ってぎりぎりまで悩んだが、経験者の方が4月からスムーズに仕事ができるということで、Bさんに決まりました。」とお電話をいただきました。

また、「私の面接内容は気持ちや熱意が伝わって非常に良かった。今回は引き継ぎの期間が短く、どうしても経験者の方が有利だったが、、別の施設(保育園)の求人を良ければお教えします。」と別の施設の求人情報まで教えてくださりました。

紹介という形で援助してくださり、そこが私が4ヶ所目に採用試験を受け、内定をいただき現在の職場(保育園)になりました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

大学卒業まで残り1ヶ月半

管理栄養士国家試験までは残り1ヶ月、勉強も大詰めに差し掛かっていました。

こちらの施設では、最終面接で不合格となり、この時点では「正直4月から正社員として就職するのは、難しいのでは…。」と、もはや絶望の中にいました。

しかし、なんとか、、、諦めず自分の思いを伝え、4ヶ所目で内定をいただけ、就職できることになりました。(本当にがんばった…)

また、管理栄養士国家試験にも、無事合格することができ、心からほっとしました。

内定をもらうことが、就活のゴールではなく、その先が大切だと強く感じました。

これから就職/転職活動をされるみなさんの参考になればうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました◎