『保育園栄養士』に向いてる人って?調理経験?体力?
「栄養士として保育園で働きたい!保育園栄養士って何だろう?」そんな方へ。
今回は、『保育園栄養士』ってどんな人が向いているのかな?
そんな疑問に、保育園栄養士4年目(管理栄養士免許あり)、25歳のたそが実際に感じることをお話ししていきます。
私の就活体験談(保育園編)をまとめました。実際の面接内容や聞かれた質問、実技試験の内容など詳しく知りたい方は、ぜひお読みください◎
『保育園栄養士』になりたい、転職したいと興味のある方の参考になればうれしいです。
ぜひ最後までお読みください◎
転職成功の秘訣は、サイトに公開されない求人にあった。『保育園栄養士』とは
子供たちの給食やおやつを調理し、提供します。
調理から、献立作成、発注業務など全てを行います。
『保育園栄養士』について知りたい方は【『保育園栄養士』の仕事内容や1日の流れ、給与などについて】を合わせてお読みください◎
どんな人が『保育園栄養士』に向いてるの?
ではどんな人が向いているのでしょうか。
私が実際に働いてみて感じたことがこちらです。
①体力のある人
②自分の健康管理がしっかり出来る
③コミュニケーションが取れる
④細かい作業を繰り返せる
1つずつ解説していきます。
①体力のある人
勤務時間中は、ほとんど立ちっぱなしでの作業になります。
重いものを運んだり大きな回転釜をかき混ぜ続けたり…。
夏になると、冷房が効かず汗だくになりながら、作業することも…。
1時間以上食器を洗浄する日もあります。
また、土曜保育のある保育園が多く、そういった所では隔週で土曜日も出勤があるので、1ヶ月の休日日数は6日ほどと少ないです。(日曜日や祝日は休みです。)
②自分の健康管理がしっかり出来る
基本的に保育園の給食室は人員がギリギリなところが多いです。
私の園の場合、在籍園児130名に対して給食室は栄養士2名、パートさん1名と決して余裕があるわけではありません。
個人で経営しているため、他の園からヘルプに来てもらうなどができず、私たちでどうにかするしかありません。
法人経営の場合、系列グループからヘルプに来てもらえたり自分がヘルプに行ったりと、助け合うことができるので急な欠員が出た場合もその点は安心です。
知っていますか?『保育園栄養士』の仕事内容に驚きの違い⁉【それぞれの園によってこんなにも差が、、小規模?大規模?法人経営?離乳食や食育は?】を合わせてお読みください◎
有給に関しては、毎月の献立を自分達で考えているため、調整しやすく取りやすい環境だと思いますが、逆に急な休みはかなり取りにくいです。
私は今のところありませんが、出勤日の朝になって熱が出たり体調が悪く出勤出来ない!となると、その日は2人で全てをこなさなければいけません。
これは正直かなり厳しいです…。
大きな迷惑がかかってしまいます。
季節によっては、インフルエンザや胃腸炎が園児のあいだで流行ることも多いです。
規則正しい生活を送り、体調の変化に気を付けるようにしています。
③コミュニケーションが取れる
決して広くない調理場の中で1日のほとんどを過ごす給食室内の人間関係は、働くうえでとても大切です。
私の園の場合、給食室内の先輩栄養士さんは1つ年上で、年齢が近いこともあり意見が言いやすくお互いに働きやすい環境だと思います。
また、アレルギー児の対応や離乳食についてなど、保育士さんとも密にコミュニケーションをとり、進めていかなければいけません。
円滑に仕事をしていくためには、コミュニケーション能力が必須です。
④細かい作業を繰り返せる
限られた時間の中で、例えば白玉団子を何百個も丸めたり、クッキーの型抜きを何時間も続けたり…。
同じ作業を延々と続けることも多く、気が遠くなることもあります(笑)。
あまりに細かいと、ついイライラすることも…(笑)
妥協して、見た目を考えなければ、もっと効率よく作業できることも多々あります。
しかし、子供たちにはなるべく丁寧なものを提供したいのでクオリティーを保ったまま作業を繰り返せる忍耐力も必要です。
料理が得意じゃない人でも大丈夫?
調理師さんがいる保育園もあると思いますし、私の園のように調理師さんはおらず栄養士だけで調理する所もあります。
調理師さんがいるのか、いないのかについては就活や転職の際に園に確認するといいです。
働き始めた頃の私は、料理は人並みくらい?だったと思います。
最初は、野菜を切るのが遅かったり、おやつ作りが上手くいかなかったりと…。
失敗を重ねながら、今に至ります。
今の保育園には、新卒で入社したので甘めに見てもらえ、教えてもらえたのだろうと思います、、。
保育園の給食やおやつなので、ものすごく調理のレベルが高いわけではないですが、料理は普段からして慣れておくと働きやすいです。
あと飲食店などの厨房でバイトの経験があると、面接でプラスに働いたり、調理の流れがなんとなく分かるので、1度経験してみるのもいいと思います。
3年働くと、野菜を切るのが比べ物にならないほど早くなり、指を切ったりけがをすることも減りました(笑)
おやつのレパートリーも増え、保育士さんも子供たちも毎月楽しみにしてくれます。
クレープや肉まん、アメリカンドッグ、野菜プリッツなど
まとめ
いかがだったでしょうか。
毎日、給食やおやつを作りながら、献立作成、発注、事務作業などなど、、。
仕事内容は多岐にわたり、毎日があっという間に過ぎていきます。
私は、保育士さんや保護者などと円滑にコミュニケーションがとれ、体力のある人が保育園栄養士に向いているかなと思います。
体力勝負で忙しい日の連続ですが、子供たちの笑顔を見ると、疲れが本当に吹き飛びます。
食で子供たちの成長に関わることができ、毎日充実しています。
『保育園栄養士』に興味のある方、目指している方の参考に少しでもなればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました◎
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