【内定獲得】~15分自己PR~管理栄養士の特別養護老人ホームでの就活体験談
私の就職活動で、1ヶ所目(内定獲得)に採用試験を受けた特別養護老人ホームについてです。
この施設からは、ありがたいことに内定をいただくことができました。
1度受理しましたが、その後、最終面接まで進んでいた別の施設からも内定をいただくことができ、どちらを選ぶか悩んだ結果…こちらの施設からの内定は辞退しました。
内定辞退の流れや面接内容などについて、私の就活談をお話ししたいと思います。(管理栄養士養成校2018年卒)
管理栄養士として就職/転職を希望される方、また興味のある方の参考になれば、うれしいです。
ぜひ最後までお読みください◎
施設の特徴
- 10人定員のユニットケア
- 食事はアッセンブリーシステムを採用
- 「1日10時間×4日間の週40時間」での働き方も可能
私の今までの高齢者施設に対してのイメージが覆されたような施設でした。
雰囲気が柔らかく、建物は木の香りがして居心地がよかったです。
もし自分の家族(祖父母や親)が将来ここで暮らせたら幸せだなと思うようなところでした。
業務内容
管理栄養士としての業務+生活支援者としての業務でした。
介護士さん、看護師さん、生活相談員さん、ケアマネジャーさんなど様々な職種の方と連携していました。
栄養管理、嚥下機能の確認、栄養ケアマネジメント計画の作成、行事食の提案など
入居者の方の身の回りの世話全般(食事・入浴・排泄など)
採用条件
雇用形態 | 正社員雇用 |
給与 | 基本給190,000円~ 資格手当などあり |
勤務時間 | 1ヶ月変形労働制 シフトによる |
年間休日 | 107日以上 |
福利厚生 | 健康保険、厚生年金保険 雇用保険など |
交通費 | 全額支給 |
ここは大切な部分ですよね。
求人情報を探す際、みなさんそれぞれ基準があると思いますが、ネットに記載されている情報だけでは分かりにくい部分もあるかと思います。
実際に聞いてみると思っていた条件とは違ったりということも…。
説明会などで疑問に思うことがある際、無理をして聞くと相手の印象が悪くなってしまう可能性もあります。
そのためオブラートに包んで聞くことができれば、理想的だと思います。
説明会
4年生の6月、2時間ほど
施設長の方が直接説明してくださり、リラックスした雰囲気でした。
パワーポイントでの説明を受けた後、施設の中を案内していただきました。
実際に働いていた先輩管理栄養士さんと2人でお話しでき、「何でも話しやすく意見が通りやすい職場だよ。」という言葉が印象的でした。
一次試験
4年生の7月、1時間ほど
簡単なSPIと作文が出されました。
簡単な漢字の読み書き、現在の内閣総理大臣の名前、ノーマライゼーションの意味など全体で30問ほどでした。
「私は、高齢者の幸せとは周りにいる人とこれまでの思い出を振り返り心穏やかに過ごすことだと思います。今までの日本を支え必死に生きてきたことを労い、尊重、尊敬されるそんな環境に身を置くことです。」
SPI については、7割程しか書けず「しまった!」と思いましたが、パラパラと確認されて終わりました。
なので、ここは、それほど時間をかけずさらっと準備してもいいかなと思います。
最終面接~15分自己㏚~
4年生の8月、1時間ほど
面接官は5名(施設長、主任生活指導員2名、ケアマネジャー、主任介護士)でした。
そしてここで衝撃の!!!!
「自己㏚を15分間お願いします。」と言われたのです…。
私は、この施設での面接が初めての面接でした、、、。
「3分くらい話せればいいかな~。」と思っていたので、「15分」と言われ、正直かなり、、かなり、焦りました…。
とりあえず、3分間用に用意しておいた文章と、聞かれることを予想して考えた質問の答えを繋ぎ合わせて何とか答えました…。
内容は主に、【大学生になって自分が変化したこと】についてです。
「元々人前で話すことが苦手でしたが、大学生のとき映画館でアルバイトを行っていたことで大人数の前で話すことに免疫ができました。毎日開場のアナウンスをしたりするのでそれによって人前に出ても緊張しなくなりました。大学の授業や病院実習の際にも堂々と発表することができ自信に繋がりました。あとは初めて2泊3日のひとり旅に出たことです。」といったことを話しました。
実際に聞かれた質問
- どうして特別養護老人ホームなのか
- おすすめの映画10作品
- どんな管理栄養士として働きたいか
- 他にどんな施設の就職を希望しているか
- 5年後どうなっていたいか
- 休日の過ごし方
内定受理後の流れと内定辞退
冒頭にも書いたように私は、この施設からの内定を1度受理しました。
しかし、その後別の施設から内定をいただけたのでこの施設からの内定は辞退しました。
その時の流れになります。
内定を受理7月下旬「内定承諾書」にサイン
⇩
内定式・懇親会に出席9月1日
⇩
内定辞退9月中旬(電話にて)
私は、内定を受理し内定式(9月1日)に出席するまでの間に「内定承諾書」にサインをしました。
この「内定承諾書」は、施設から内定者に向け入社の意思を確認するもので契約書のようなものです。
法的には、この書類にサインをしたからといって内定辞退が出来なくなるものではありませんが、周囲や施設に迷惑がかかってしまいます。
なので内定を受理することについて、よく考え、慎重にサインしてください。
私の場合は、施設長に直接電話をし、内定辞退の旨を伝えました。
非常に心苦しく言い出しにくかったですが、内定を辞退する際には相手の施設側のためにもなるべく早く伝えることが大切です…。
まとめ
いかがだったでしょう。
就活についての疑問が少しでも解消したでしょうか…?
私自身、就活をスタートする際、とてもとても不安で何をどうしたらいいのか全く分かりませんでした。
一般の企業への就活とは、異なる点も多く、なかなか情報源が少ない状態で大変でした。
私の体験談が、これから就職/転職活動をされるみなさんの参考に少しでもなればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました◎
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